2つのあるべき姿?とそれを探る要素
こんにちは、CDI杉本です。
前回は中期経営計画書等を作成する際に
〇〇年後の”あるべき姿”って、どう描くの?
という問題提起をしました。
今回は、「2つのあるべき姿」と「それを探る要素」
について書きます。
未来の描き方には、2つあると言われています。
一つが、「フォアキャスティング」で現在を起点に描く未来
二つめが、「バックキャスティング」で未来を起点に描くものです。
上記の図表をみてください。
大切なのは、赤文字下線で書いてあること
つまり、今は
「複雑で不確実な未来」にいるのか
「安定的で確率の高い未来」にいるのか
です。
次に、この未来を探るための要素として
よく PEST分析 を使おう、と言われていますが
わたくしが教わったのは STEEP分析 です。
内容はほぼ同じですが、
現在社会において問題とされている 「環境」 を
あえてSから外に出して、きちんと考えていくものです。
※注記:STEEP分析は、知識経営の紺野登氏に教わったものです。
次回は、このSTEEPのモトネタになるアンテナの話をしたいと思います。