クリエイティブ資本論の3つのT
こんにちは、CDI杉本です。
Twitter社のジャック・ドーシーCEOが、「ゴールはTwitterが稼ぐことではなく、クリエイターが稼ぐことだ」と<クリエイティブ・エコノミー>をぶち上げました。あなたの周りでも話題になっていることでしょう。
それより以前1,908年リチャード・フロリダが
「クリエイティブ資本論」を発表しました。
フロリダは当時の段階で、
多くの先進国では、クリエイティブ・クラスと呼ばれるまったく新しいタイプの労働者が総労働人口の3割を占める、クリエイティブ経済の段階に入っている。
クリエイティブ・クラスとは、新しいアイデアや技術、コンテンツの創造によって、経済を成長させる機能を担う知識労働者層を指し、その所得水準も高い。
と、「クリエイティブ経済」「クリエイティブ・クラス」「知識労働者層」のキーワードを発しています。
私が提唱する成長に必要な「3つのT」の第1の要素として、技術(Technology)がある。技術はイノベーションやハイテク産業の集中度によって測定できる。第2のTは才能(Talent)である。ここでいう才能とは、経済成長理論で通常使われているような「人的資本」(高等教育を修了した資格を持つ人工の比率)を指しているのではなく、実際にクリエイティブな仕事に就いている人口の比率で測定したクリエイティブ資本のことである。第3のTは寛容性(tolerance)である。開かれた寛容性の高い場所はさまざまな種類の人を引き寄せ、新しい考えを生み出すという強さを持っている。
最後のTである寛容性は、まさしく現在のTwitterに代表されるSNSの「場」であり、その中での活発なGiveの精神が新しい考えを生み出し、新しい経済を生むものであると思います。